わが家はカナダ人の夫と日本人の私、4歳の娘・2歳の息子との国際家庭です。子どもたちは小さいころから、日本語と一緒に英語の絵本や音楽にも日常的に触れてきました。
今回紹介するのは、小学館の『0さいからの ドラえもん えいかいわえほん 「おはよう」から「おやすみ」まで』。
英語の本を探していたときに本屋さんでたまたま目に入り、「簡単なフレーズが中心だし、ドラえもんなら子どもも興味を持つかな」くらいの気持ちで購入しました。
実際には、息子は1歳半ごろから現在まで、娘は2歳になる少し前から3歳ごろまでよく読んでいました。
この記事では、実際に子ども2人と読んで感じたことや、成長に合わせて変わっていった読み方、何歳ごろまで楽しみやすいと感じたかをまとめます。
『0さいからのドラえもん えいかいわえほん』はどんな本?
朝起きてから夜寝るまで、子どもの1日の生活に沿って短い英語表現に触れられる絵本です。
あいさつ、食事、遊び、手洗い、歯みがき、寝る前など、普段の生活と結びつけやすい表現が中心。
英文は短く、カタカナの読み方と日本語訳もついています。また、QRコードから英語・日本語の音声を聞くこともできます。
わが家ではドラえもんのアニメを子どもたちに見せたことはありませんでしたが、キャラクターの絵にはすぐ興味を示しました。
文章量も少ないので、絵を見ながらテンポよく読み進めやすい本です。
子ども2人と実際に読んでみてどうだった?
小さいころは、英語を理解して会話するというよりも、絵を見ながら音や声の変化を楽しんでいました。
たとえば I'm full.(お腹いっぱい)を本当にお腹いっぱいそうな声で読んだり、It's so big!(とっても大きい!)を、大きくて重いものを持っているような低い声で読んだり。
文章はとてもシンプルですが、少し大げさに読むだけでも子どもたちはよく笑っていました。
わが家の読み方|短い英語にひとこと足して楽しむ
読み始めたころは、本に書かれている英語をそのまま読んでいました。
子どもたちが少しずつ英語を理解するようになってからは、絵を見ながら、その場に合いそうな短い英語をひとこと足すこともあります。
毎回何かを付け足すわけではなく、言いやすいものや思いついたものを少しだけ。
たとえば、こんな感じです。
絵本の英語に、もうひとこと
Good morning.
+ Time to wake up!
起きる時間だよ!
+ Did you sleep well?
よく眠れた?
Time to wake up! は、実際にわが家でも朝、子どもたちを起こすときによく使っています。
It’s so much fun.
+ It’s so much fun to slide!
すべり台、楽しいね!
+ Let’s do it again!
もう一回やろう!
絵を見ながら、何をしているところなのか少し言葉を足すこともあります。
Ooops!
+ Are you okay?
大丈夫?
+ Did that hurt?
痛かった?
絵の中で起きていることを見ながら、そのまま続けて言えそうな短い英語を足しています。
Good night.
+ Sweet dreams.
いい夢見てね。
+ See you in the morning.
また朝ね。
こんなふうに、絵本の短い英語をきっかけに、その場で思いついた言葉を少し足しながら読むこともあります。
追加表現をA4シートにまとめました
「こんなとき、もうひとこと何て言えるかな?」と思ったときの参考になるように、絵本に出てくる表現の一部と、そこから続けて使えそうな短い英語をA4一枚にまとめました。
10個の絵本の表現+20個の追加表現を掲載しています。
絵本のそばに置いたり、気になるところだけ見たりしながら、追加表現の参考にしていただけたらうれしいです。
※絵本に出てくるすべての英語表現を掲載しているものではありません。
子どもたちの反応にも少しずつ変化が
先日、4歳になった娘と久しぶりにこの本を読んだときのこと。
手が汚れている場面で、キャラクターになったつもりで私が What should I do?(どうしたらいい?)と聞くと、娘が自分から Wash your hands.(手を洗って)と返してきました。
以前は私が読んで聞かせるだけだったので、文章で返してきたことには少し驚きました。
2歳の息子も、本の最後でドラえもんとドラミちゃんが寝ている絵を見ると、私が読む前に「ねんねしてる〜 Good night.(おやすみ)〜」と言うようになりました。
最初は親が読むのを聞いていた子どもたちも、成長するにつれて、絵を見て自分から言葉を返したり、英語と場面を結びつけたりするようになりました。
何歳まで楽しめる?わが家では1〜2歳ごろが特に使いやすかった
タイトルは「0さいから」ですが、わが家では息子が1歳半ごろ、娘が2歳になる少し前から読み始めました。
実際に使った感覚では、特に1〜2歳ごろに楽しみやすい本だったと思います。
短い英語と絵を楽しむ時期にはちょうどいい一方、3〜4歳になって物語のある絵本を楽しむようになると、そのまま読むだけでは少し単調に感じるかもしれません。
4歳になった娘も、先日久しぶりにこの本を見つけて「読みたい」と持ってきました。
実際に読むと楽しそうでしたが、今回は私が英文を足したり質問したりして、会話を広げながら読んだことも大きかったと思います。
本が好きな子なら、読み方を工夫することでもう少し長く楽しめるかもしれません。
実際に読んで感じた惜しいところ
良いところでもあり、惜しいところでもあるのが、文章がとてもシンプルなことです。
小さいうちは短い英語だからこそテンポよく楽しめましたが、年齢が上がると、そのまま読むだけでは物足りなくなってきました。
物語を楽しむタイプの絵本ではないので、ストーリーのある英語絵本を求めている場合は、少し方向性が違うと思います。
一方で、わが家ではそのシンプルさを利用して、英語を足したり質問したりする読み方へ変えていきました。
購入した当初はそこまで考えていませんでしたが、子どもの成長によって使い方を変えられたところは面白かったです。
まとめ|小さいころの日常英語に触れやすかった一冊
この本は、本屋さんで偶然見つけて購入した一冊でした。
実際に子ども2人と読んでみると、日常生活で使う短い英語が多く、小さいころには絵を見たり声色を変えたりしながら、子どもと一緒に楽しめる本でした。
「英語の教材」と構えすぎず、親子で絵本を楽しみながら日常の英語に触れる。
わが家では、そんな使い方ができた一冊です。
ほかにも、0〜2歳ごろにわが家でよく読んだ英語絵本をまとめています。


