わが家では、子どもたちが1〜2歳頃から、昔の「きかんしゃトーマス」を英語で見せていました。
夫はカナダで、ちょうど今の子どもたちと同じくらいの頃にテレビでThomas & Friendsを見て育ったそうです。私も日本で、森本レオさんのナレーションの「きかんしゃトーマス」を見ていました。
今の子どもたちが見ているのも、私たちが子どもの頃に見ていた、模型で作られた時代のトーマスです。
子どもの頃はストーリーしか見ていませんでしたが、大人になって改めて見ると、模型やセットの細かさ、落ち着いた映像の作りなど、昔とは違うところにも目がいくようになりました。
この記事では、わが家が昔のきかんしゃトーマスを子どもたちに見せてきた理由と、実際の子どもたちの反応、模型時代ならではの魅力について紹介します。
わが家が昔のきかんしゃトーマスを見せている理由
わが家で昔のきかんしゃトーマスを見るようになったきっかけのひとつは、夫が自分の子どもの頃に見ていたトーマスを、子どもたちにも見せたいと思ったことでした。
自分が小さい頃に楽しんでいた作品を、今度は自分の子どもたちと一緒に見られることが嬉しいようです。
私自身も日本で同じ模型時代のトーマスを見て育ったので、日本とカナダでそれぞれ違う言語で見ていた作品を、今は家族で英語版で見ているのは、少し不思議で面白いなと思います。
また、わが家では子ども向けの番組を選ぶとき、音や映像が次々に切り替わるものよりも、比較的ゆっくり見られる作品を選ぶことが多いです。昔のトーマスも、短い話の中で物語を追いやすく、わが家の好みに合っていました。
親が子どもの頃に楽しんでいた作品を、私たちの子どもたちも自然に楽しんでいる。わが家にとっては、それが昔のきかんしゃトーマスを見せている一番大きな理由です。
大人になって気づいた、模型時代のトーマスの魅力
大人になって改めて見ると、機関車だけでなく、線路や駅、建物、背景まで細かく作り込まれていることに驚きます。
「これを実際に作って、動かして撮影していたんだ」と思うと、短い1話を作るだけでも、かなりの時間と手間がかかっていたのだろうなと感じます。
子どもの頃はストーリーばかりを追っていましたが、今は模型で作られた世界そのものを見るのも楽しみのひとつです。
子どもたちは物語を楽しみ、私はその横で模型やセットを見ている。同じ作品でも、親子で見ているところが少し違うのも面白いなと思います。
映像は落ち着いているけれど、話の展開は意外と早い
昔のきかんしゃトーマスは、模型を使った映像やナレーション中心の作りなので、全体としては落ち着いた印象があります。
ただ、夫と話していて気づいたのですが、物語そのものの展開は意外と早いです。
初期シリーズは1話が約5分。その短い時間の中で、登場人物の状況が説明され、何かが起こり、最後まで話が進んでいきます。
もともと絵本『The Railway Series』の物語を映像化した作品で、1人のナレーターが説明とキャラクターのセリフを担っているため、短い時間でも話を進めやすい作りになっています。
映像だけを見るとゆったりしていますが、ストーリーは次々と進む。この組み合わせが、今改めて見ると昔のトーマスの面白いところだと感じます。
子どもたちは実際どう見ていた?
わが家では、娘も息子も1〜2歳頃から昔のきかんしゃトーマスを見ていました。
娘はもともと乗り物が好きで、YouTubeのサムネイルを指さして、自分から見たい動画を選ぶこともありました。
特に好きだったのが、雪の中を走るエピソードです。トーマスが雪につっこんで目をくるくるさせる場面では、何度見てもよく笑っていました。
面白い場面では笑い、少し怖い場面では怖がるなど、物語に反応しながら見ていた印象があります。
息子も一時期は「トーマス!トーマス!」と何度もリクエストしていましたが、ハマった期間は娘より短めでした。見るときはじっと集中していることが多かったです。
昔と今のきかんしゃトーマスは何が違う?
きかんしゃトーマスは、長い歴史の中で映像の作り方だけでなく、物語の見せ方も変わってきました。
大きく分けると、模型時代 → CG時代 → 2Dアニメーション版へと変化しています。1984年に始まったテレビシリーズはモデルアニメーションで制作され、その後3DCGを経て、2Dスタイルへ移行しました。
| 模型時代 | CG時代 | 2D版(All Engines Go) | |
|---|---|---|---|
| 映像 | 模型とセットを撮影 | 3DCG | 2Dアニメーション |
| 見せ方の特徴 | ナレーションと模型の動きを中心に描く | 表情やキャラクター同士の会話をより直接的に描ける | 表情や身体の動きを大きく使ったアニメーション表現 |
| 英語版の声 | 初期は1人のナレーターが物語とキャラクターのセリフを担当 | キャラクターごとの声優+ナレーション | ナレーターを置かず、キャラクター同士の会話が中心 |
| 音楽・音 | BGM、汽笛、走行音などを使いながら物語が進む | BGMや歌などを使用。シリーズによって作風にも変化 | 歌をより頻繁に使い、ストーリーを進める役割にも使用 |
※この記事では、模型時代・CG時代・日本で現在展開されている2D版(All Engines Go)を比較しています。
初期シリーズでは、1人のナレーターが物語とキャラクターのセリフを担当していました。英語版ではRingo Starr(The Beatlesのメンバー)が最初のナレーターを務めています。
その後、2009年頃からキャラクターごとの声優が導入され、CGシリーズではナレーターと個別のキャラクターボイスを組み合わせる形になりました。
さらに2D版のAll Engines Goでは、ナレーターを置かずThomasの視点から物語を描き、音楽も以前より頻繁にストーリー展開に使うという作りに変わっています。
※日本語版も基本的には同じ映像作品が使われていますが、この記事では、わが家で子どもたちが見てきた英語版を中心に比較しています。
こうして比べると、私が模型時代のトーマスを「落ち着いている」と感じるのは、映像が昔だからというだけではないように思います。
模型の動きとナレーションを中心に物語が進む一方で、実際の話の展開は意外と早い。この組み合わせも、昔のトーマスならではの特徴なのかもしれません。
昔のきかんしゃトーマスはどこで見ている?
わが家では、昔のきかんしゃトーマスを主にYouTubeで見ています。
子どもたちが小さい頃は、テレビのYouTubeアプリを開き、サムネイルを見ながら自分で見たい動画を選ぶこともありました。
Thomas & Friends UKの公式YouTubeチャンネルには、昔のシリーズをまとめた再生リストもあります。1話ずつ探さなくても続けて見られるので、昔のトーマスを見たいときには便利です。
まとめ|昔のトーマスを今の子どもと見るということ
夫はカナダで、私は日本で、子どもの頃に模型時代のきかんしゃトーマスを見て育ちました。
今は、その頃と同じトーマスを私たちの子どもたちが楽しんでいます。
大人になって改めて見ると、模型やセットの細かな作り込みや、落ち着いた映像の中でテンポよく進んでいく物語など、子どもの頃には気づかなかった魅力も見えてきました。
昔の作品だから見せているというより、親が好きだった作品を今の子どもたちも自然に楽しめることが、わが家にとっては嬉しいところです。
ちなみに、子どもたちはきかんしゃトーマスを英語版でしか見たことがありません。英語の勉強としてではなく、子どもたちが興味を持った番組のひとつとして楽しんできました。


